プラスチックスプーンをやめ、木製スプーンにします

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ソフトクリームを提供する際に、必要に応じてスプーンをお渡ししておりましたが、今後チーズのこえでは、プラスチックスプーンをやめ、木製スプーンにすることにしました。

ペットボトルは、リサイクルのために画期的な発明ではあったものの、その最終処分の行く先に困る状況になってきました。また、すべてがリサイクルに回らず、マナーのない人、地域においては、それが川や海に流れ、廃棄した当事者ではない国に行きつき、ビーチを汚すようになっています。年間800万トン以上のプラスチックゴミが、海洋に流れ出ているといわれています。
今野は、スキューバーダイビングで世界各地に潜りに行くのが大好きなのですが、どこに行ってもゴミが山積しているビーチを見て、とても悲しい思いをします。

また、目に見えるゴミだけではなく、プラスチック製品が、風化により細かくなり、マイクロプラスチックとして魚が摂取し、それが人体に影響が与えるという調査結果も出てきました。

こうした海洋プラスチックごみ、マイクロプラスチックの現状を踏まえて、欧米ではプラスチック使用の禁止や規制が進んでいます。今年5月にはEUが、一部の使い捨てプラスチック製品の流通を禁止する新たなルールを提案しました。その対象はストローやナイフ、フォークや皿、風船に取り付ける棒など。プラスチックを使った釣り具や漁具については、製造業者にごみ収集・処理費用を負担させるそうです。加盟国は’25年までにプラスチックの飲料ボトルの90%を回収することが義務づけられます。

これに先んじて米カリフォルニア州マリブ市では、6月1日から飲食店でプラスチック製ストローを提供することが全面的に禁止されました。また、カリフォルニア州では’16年秋から、使い捨てビニール袋(レジ袋)の配布禁止を決めています。

スターバックスコーヒーが本社を置くシアトル市では、今年7月1日からレストランやカフェ,その他の食品サービス業での使い捨てプラスチックストローとカトラリー(ナイフ・フォーク・スプーン)を禁止するそうです。これは1日に5億本ものストローが廃棄されているアメリカの現状を踏まえたものです。

では、日本国政府の対応はどうでしょうか。
先日、カナダで開催されていたG7=主要7か国首脳会議で、プラスチックごみによる海洋汚染の問題が協議され、「プラスチックごみの問題は世界全体の課題として対処する必要がある」と指摘した上で、海洋保護と持続可能な漁業の実現、沿岸部のコミュニティへの支援などを各国に促す「海洋プラスチック憲章」をまとめましたが、日本とアメリカは署名しませんでした。

行政を批判しているだけでは、なにも世界は変わらない。
まずは、身の回りのできることから行動をしよう。

そう考え、チーズのこえでは、プラスチックの使用低減、商品の簡易包装を広げていきます。
ソフトクリーム提供時に、必要に応じてお渡ししていたプラスチックスプーンを、木製スプーンに変更します。
チーズのお持ち帰りにあたり、これから暑くなってきますので、クーラーバッグなどをご持参いただくことをお願いしていきたいと思います。

私たちの仕事は、チーズが売れればいい、ソフトクリームが売れればいいのではないのです。
このチーズを通じて、ソフトクリームを通じて、未来につながるかけはしにしていきたい。
このチーズをつくっている人、地域、スプーンにいたるまで、再生可能な社会につながるかけはしとなっていく。これが、企業としての私たちの責務と考えています。

「使い尽くす消費行動」から、「未来を創造する消費行動」へ。

チーズのこえは、日本国政府が「海洋プラスチック憲章」に署名し、経済優先ではなく、環境問題解決の先頭にたって行動することを熱望いたします。