八百屋始めます!
野菜が野菜の味がする。
そんな当たり前の野菜が揃う八百屋を始めます。
なんでも効率、生産性で測られる世の中。
食事をすること、料理をすることの優先順位が非常に下がっていることに危機感を持ってきました。
旬の野菜を味わうこと(味覚、嗅覚、視覚の先鋭化)、
食卓を家族で囲むことや八百屋での会話(コミュニケーション)、
料理をすること(主体的な食へのかかわり、好奇心、探究)。
そのひとつひとつが、いま損なわれている「人間らしい生活」のために必要なことではないかと考えます。
美味しいを感じる時間は、幸せである。
食事とは、ただの栄養補給ではない。
“食を楽しむ”ことを取り戻したい。
その思いとともに、「野菜のちから」を立ち上げます。
「野菜のちから」には、3つの柱があります。
ひとつは、野菜。
全国の志が同じ生産者の旬の野菜を直送してもらいます。
20年以上、農業行政に携わり、また若い農業者のネットワークに尽力してきたそのつながりを活かし、
農法やストーリーという表面的なことではない、「美味しい野菜」をつくるために、真剣な仲間の野菜が揃います。
私たちの目標は、「きゃべつ1玉買うことが当たり前になる家庭を増やす」ことにあります。
利便性を高めるため、 消毒液に浸け食味が低下したカット野菜や、消費者ニーズという名のもと1/4にカットして保存性を低下させるのではなく、
1玉使い切れるような様々な調理方法をご提案しますし、また、長く鮮度を維持できる保存法をお伝えし、野菜を丸ごと買うハードルを下げたいと考えます。
ひとつは、惣菜。
合成調味料などは一切使わず、野菜のおいしさを前面に出し、野菜が大好きになる、思わず次は自分で料理をしたくなる。
そんなデリを用意します。調理は、これまでチーズのイベントで提供した丁寧な料理を大絶賛いただいたスタッフが料理長を務めます。
ランチライムには、下記のパンと惣菜を組み合わせたサンドイッチもご用意します。
ひとつは、パン。
都内及び近郊の名店パン屋さんのパンが曜日ごとに届くという、これまでにないスタイル。
パンも小麦からつくられる農作物。産地を大事にし、農家を大事にするパン屋さんからの焼き立てパンをご用意します。
これらのほかにも、全国の地方で光り輝く逸品の調味料や、規模は小さくとも光り輝く酒蔵の酒なども。
食卓の活性化こそが、日本の活性化につながる。
日本を変えるというおおげさな話ではなく、徒歩で来れる範囲の「半径2km」から、食卓に笑顔を増やしていきたい。
そのお手伝い、野菜のちからにお任せください。
「野菜のちから」7月26日(金)オープン
東京都江東区清澄2丁目7-9村瀬ビル1階(デニーズの清洲橋通りを挟んだ向かい側)
営業日・時間 平日11~20時、土日祝 9~18時(月曜定休、祝日の場合は翌平日をお休みとします)
運営:株式会社FOOD VOICE(代表取締役 今野 徹)
※これに伴い、清澄白河おやさい市場は終了します。
※新展開に伴い、チーズのこえ、野菜のちから、また双方を含めた正社員、パートスタッフを募集しています。詳細は、お問い合わせください。