包丁研ぎの名匠
チーズカット用の両手切りの包丁。
オランダにいる友人にお願いして送ってもらったものです。
このナイフを研げる包丁屋がなかなかおらず、先週走り回って探していました。
店舗も持たない老舗の包丁屋さんが請け負ってくれ、今日戻ってきた。しびれるような切れ味。
受け取りがてら、別の包丁のお願いをし、こちらの素性も明かし、名刺を置いてきたのですが、そうすると、さきほど、そこの包丁屋の社長がわざわざチーズのこえに足を運んでくれました。
「いや~チーズが好きなんだよね。そして、ウチの研いだ包丁でどんな形になっているかみたくて。」と。
機械をつかわず、90歳にもなる名匠が研いでくれたそうです。
吸いつくような切れ味。
なにより、チーズの断面がとてもきれいに切れます。
チーズが笑っています。美人にしてくれてありがとう、と。
チーズをまく外側のシートが、吸い付くように断面にまとって。
また、今日から、より素晴らしいチーズを皆さんにご用意させていただきます。